全国リハビリテーション学校協会 第37回教育研究大会・教員研修会
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大会長挨拶

浦辺幸夫(広島大学大学院 医系科学研究科 教授)

全国リハビリテーション学校協会 第37回教育研究大会・教員研修会
大会長 浦辺幸夫
広島大学大学院医系科学研究科

この度、教育研究大会・教員研修会を開催するにあたり、中国地区主管校に広島大学が選出され大変光栄に思っています。
全国の会員校の皆様をお迎えするにあたり、まずは広島らしい内容で行いたいことと、国際平和都市広島を感じていただける、その2点をポイントと考えました。 広島大学での理学療法学、作業療法学の教育は、医学部保健学科として、国内で初の4年制の高等教育として30余年前に始まりました。 その後、大学院が整備され、私どもは旗艦校としての立場を堅持していくことが、これまでも将来も重要なことと認識してまいりました。 多くの経験をしてきましたが、それを紹介することで参加者に共感をもっていただき、また広島大学が目指しているものを知っていただくことが、今後の皆様の教育にも活かされるのではないかという視点で、広島県内の会員校をはじめ、中国地区の方々の協力を得て準備を進めています。

本大会は対面開催が可能になりました。COVID-19により、どのような課題が残ったかということをはじめ、多彩な内容の一般演題で、多くのディスカッションができることが重要です。 広島大学からは、教育の柱として、大学病院との協力でレジデント制度を構築したことの紹介、教育の成果として研究大学としての実績をどのように現すか、また、平和を希求するために災害時と防災に私たちがどのように活動すればよいかなどの例をあげていきたいと考えています。

今回は、教育研究大会にとどまらず、従来のように「明日からの教育に活かせる授業」としてワークショップ形式の研修会も加えました。普段行っている授業を参観していくことで、皆様の悩みの解決やアイデアの想起に役立てていただければ幸いです。 努力の結果に解がある世界が崩れ「不条理な世の中を生き抜く力」が教育で示されなければなりません。情報リテラシーが求められるなか、学ぶ意欲の低さや探究心が伸びないことに、私たちはどのように教育として責任を果たすのかを考える機会になることを願っています。

気温の高い時期ですが、研修大会の前後では広島にある2つの世界遺産をはじめ、緑と水辺の都市「ひろしま」の景観と食の文化を堪能していただくことも楽しみにしてください。関係者皆で、皆様のご来広をお待ちしております。