全国リハビリテーション学校協会 第37回教育研究大会・教員研修会
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開催概要

学会名
全国リハビリテーション学校協会 第37回教育研究大会・教員研修会
テーマ
ナラティブと最先端医療教育の融合
会期
2024年8月30日(金)・31日(土)
会場
広島大学霞キャンパス凌雲棟(〒734-0037 広島市南区霞1-2-3)
大会長
浦辺幸夫(広島大学大学院 医系科学研究科 教授)
主催
全国リハビリテーション学校協会
お問い合わせ先
全国リハビリテーション学校協会 第37回教育研究大会・教員研修会 運営事務局
E-mail: rehatki37@hiroshima-u.ac.jp

 ここで,今回の学会テーマである「ナラティブと最先端医療教育の融合」に込めた思いを述べさせて頂きます.リハビリテーション現場において,対象者のニーズには,回復の程度,残存する障がい,そして社会・生活環境が複雑に作用して反映されるため,理学療法士,作業療法士,ならびに言語聴覚士が,ナラティブ(個別の物語)なアプローチの実行を洗練する必要があります.その一方で,再生医療,画像診断,動作支援ロボット,そしてAIによるビッグデータの深層学習などのテクノロジーの発展にも常にアンテナを張る必要があります.「治せる障がい」の概念を逐次アップデートしていないと,患者さんの個別の物語の水先案内人であるはずのリハビリテーションスタッフが,邪魔者になってしまいます.本大会では,各養成校で「ナラティブと最先端医療教育の融合」を実現するための一助となるような教育・研究プログラムをバラエティ豊かに用意しました.これまで本学会を支えてきたベテランの先生方のみならず,志あふれる若い先生方の,新たな教育プログラムを構築する意欲を涵養し,有益なヒントを提供できるような学会になれば幸甚に存じます.

2024年1月吉日
全国リハビリテーション学校協会 第37回教育研究大会・教育研修会
大会長 浦辺 幸夫
広島大学大学院医系科学研究科
スポーツリハビリテーション学研究室 教授